恋するフェルメール(本)
『真珠の耳飾の少女』という映画を観て以来、フェルメールという画家に夢中になってしまい、関連の本をこれまで3冊ほど読んだ。本書は、著者有吉玉青女史のボストンから始まる世界中に散らばったフェルメールの名画を巡る旅のエッセイ。
この本最大の欠点は(いきなり欠点かよって感じですが)図版が無いこと。正確に言うと在るんだけど、申し訳程度にページの隅っこに白黒印刷で置いてある程度なので、何がなんだか分からないと言う有様。フェルメールだけならまだしも、同じ美術館に展示されている他の画家の絵についても触れているのにその図版を掲載しないのは配慮が無さ過ぎるんじゃないの?まったくもう・・・とぷりぷり怒りながら読んだ。・・・権利問題等で掲載出来なかっただけなのかも。
ただ、旅先で出会う人々との触れ合いや行動力、解釈や薀蓄などではなく自分の感じたことを素直に綴っている文章は面白かった。僕なんて、高橋克彦著書『炎立つ』を読んで感動して涙して鼻水出して、よし中尊寺行くぞ!!といきり立ったのに、「世界遺産登録へ」などという品の無い幟を見て行く気が失せてしまった・・・^^;。まぁでも今やってる仕事が片付いたら行こうと思ってる。いざ!清衡公に会いに・・・なんてね。
とまぁ話が少し脱線してしまったけど、最近、 フェルメールを入り口に17世紀オランダ絵画の世界に惹かれているのだ。
2000年、大阪で開催されたというフェルメール展の全作品と解説が載った画集。17世紀オランダ絵画の作品がたっぷり。カメラでいうところのフォーカス(被写界深度・ボケ)までをも描き分けている技法にただただ脱帽。
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