雑記(芸術)

2009年9月22日 (火)

ベルギー幻想美術館展

ベルギー幻想美術館展を観にBunkamuraザ・ミュージアムに行ってきた。連休中だし混んでるかなと思ったけど、前回のだまし絵展に比べたら空いてた。よっしゃ!ゆっくり観れるぞと思いきや好みの絵が少なかった^^; 特に後半のポール・デルヴォーは辛かった・・・女性の目が死んだ魚みたいで、ものすごく不安になるし近寄りがたく夢に出てきたらどうしよう。うぅぅ・・・

全体的に女性を描いた作品が多くて、いつの時代も所変わっても、男は理想の美を追い求めるものなんだなぁと。

ヤッパリオトコハミナスケベ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

一番印象に残ったのは、ジャン・デルヴィルの「ジャン・デルヴィル夫人の肖像」の素描。写実的で繊細な筆致に心惹かれるということがよく分かった。

といいつつクリムトの絵も大好きだから、いつか東京で大規模なクリムト展やってくれないかなぁ~・・・と家に帰って、購入したポストカード観ながらベルギー王室御用達というバタークリスプをぽりぽり食べながら思った。 

       090922_2

さくさくしていてそれでいてバターの風味が口の中で広がってとってもおいしいです。

・・・わかる人にはわかる表現(笑)

紅茶はアールグレイ・・・ホットが合うかも。

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2009年8月23日 (日)

フランス絵画の19世紀

新古典主義~ロマン主義~写実主義~印象派・・・と様々な表現手法が台頭し、しのぎを削って理想の美と現実の美を追求し創造していった時代の大まかな流れが、芸術を勉強したこと無い僕でも分かりやすく、且つ興味深く鑑賞できた。ただ、僕としては、芸術の歴史よりも一枚の絵(クールベ、ミレー、グロ・・・etc)から学べる道徳観や倫理観、人の内面を描写した精神性がすごく印象に残った。

アレクサンドル・カバネル&アドルフ・ジュルダン合作の『ヴィーナスの誕生』に描かれた天使の表情が、見た目は子供なのに、素顔はすべてを知り尽くした大人のえろちっくな表情っぽくて、名探偵コナンみてぇだなぁとちょっと笑えた・・・コナン君はそんなえろちっくな表情はしないか(^-^;

   

アドルフ・ウィリアム・ブーグロー『フローラとゼフュロス』

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ジャン=フランソワ・ミレー『施し』

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アントワーヌ=ジャン・グロ『レフカス島のサッフォー』

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アリ・シェフェール『糸巻きのマルガレーテ』

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の4作品がもっとも印象に残った作品。

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2009年8月 9日 (日)

奇想の王国 だまし絵展

Bunkamuraザ・ミュージアムに『奇想の王国 だまし絵展』を観に行ってきました。

じっくり観ても絵とは気づかない作品から、角度を変えると見えてくる絵、目の錯覚を利用した絵と、もう理屈を超越した面白さがどの作品にもありました。

作者は忘れちゃったけど(ゴメンナサイ)窪んだ真っ黒の半球体の中心を観ていると、だんだんと目の前に黒い球体が現出する、さらにすごいのは光が当たってないのに立体的に感じるという目の錯覚を利用した作品に驚愕してしまった。

それから、蝋で出来たウイリアム・シェイクスピア像を撮った杉本博司氏の作品。蝋人形の筈なのに、全く蝋人形に見えないレンブラントの絵を想起させる雰囲気と、超リアルな迫真性に「お前も蝋人形にしてやろうか!」というデーモン小暮閣下の声が聞こえてきたような・・・まぁそれは冗談としても、しばらく呆然と立つ尽くしてしまった。この作品で杉本博司氏は時空を超えたと言っても過言ではないと思う。

あと、個人的にエッシャーの絵が観れたのがよかった(* ̄ー ̄*)

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2009年6月18日 (木)

世界報道写真展2009

東京都写真美術館で開催中の世界報道写真展2009を観てきました。

さすがに報道写真というだけあって、凄惨な事件現場の写真や凄絶な災害現場、神々しさと畏怖の念を喚起させる自然の写真、アスリートの超劇的な瞬間・・・etc。に報道写真って現場の状況を伝えるだけの物でしかないなどと思っていた概念が見事に覆された・・・

特に印象に残ったのは、アンソニー・スアウ氏の撮ったニューヨーク証券取引所の前で両手を振り上げる男性の写真。

おそらくワシントン像の後ろから撮ったと思われる縦構図の写真は、中央に男性、左側に右半身(肘から下)のワシントン像を配し、ちょうど像の右手が男性の頭上にかざされているような(宗教画によく見られる手の感じ)構図になってて、世界的な金融危機で絶望のどん底に叩き落された男性にある種の希望を抱かせる、どことなくそんな雰囲気を感じて、崇高な・・・というと言いすぎかな?芸術作品へと昇華されてるように感じた。

なぁ~んて家帰ってヱビスビールを飲みながら思いました。

普段はあまり飲まないけどヱビスビールってうまぁ~い・・・

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2009年5月 2日 (土)

うつわ U-Tsu-Wa展 観てきました!

21_21 DESIGN SIGHTにて。

作家それぞれの星座をなぞるように配置してある空間演出に三者三様の小宇宙を観ているような感じでした。願わくば俯瞰で観たい・・・とっても観たいという衝動を抑えつつ、よくよく考えてみるとそれって神(作家)の領域に足を踏み込むことになるわけで、轆轤を使ってうつわを一度しか作ったことしかない素人がそんな大それた事できるわけ無いよなぁなんて思いながら目の前に広がる小宇宙(美しいうつわたち)を観ておりました。

2ヶ月ほど前の美の巨人たちでルーシー・リーの器を取り上げてた回でも、天体観測する女性が出てきて望遠鏡を覗くと惑星に見立てた器が見えるなんて構成だったなぁ・・・たしか( ̄▽ ̄)

一度轆轤を触ったことがあると書きましたが、高校の美術の時間に好きなものを作るという授業で、教室のすぐ横にある広場に轆轤が4つと窯もあったかな?、マグカップを作る人もいれば皿を作る人もいる、「おぉ~まぁ~いらぁ~ぶ・・・サム、モリー・・・」とゴーストごっこする奴らもいたり非常に楽しい授業だったのを思い出しちゃいました(* ̄ー ̄*) 

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うつわ U-Tsu-Wa展 観てきました!

21_21 DESIGN SIGHTにて。

作家それぞれの星座をなぞるように配置してある空間演出に三者三様の小宇宙を観ているような感じでした。願わくば俯瞰で観たい・・・とっても観たいという衝動を抑えつつ、よくよく考えてみるとそれって神(作家)の領域に足を踏み込むことになるわけで、轆轤を使ってうつわを一度しか作ったことしかない素人がそんな大それた事できるわけ無いよなぁなんて思いながら目の前に広がる小宇宙(美しいうつわたち)を観ておりました。

2ヶ月ほど前の美の巨人たちでルーシー・リーの器を取り上げてた回でも、天体観測する女性が出てきて望遠鏡を覗くと惑星に見立てた器が見えるなんて構成だったなぁ・・・たしか( ̄▽ ̄)

一度轆轤を触ったことがあると書きましたが、高校の美術の時間に好きなものを作るという授業で、教室のすぐ横にある広場に轆轤が4つと窯もあったかな?、マグカップを作る人もいれば皿を作る人もいる、「おぉ~まぁ~いらぁ~ぶ・・・サム、モリー・・・」とゴーストごっこする奴らもいたり非常に楽しい授業だったのを思い出しちゃいました(* ̄ー ̄*) 

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2009年2月28日 (土)

加山又造展を観てきました!

3、4週くらい前の『美の巨人たち』で取り上げられてた『冬』を目当てに行ってきたんですが、放送を観たとき以上の衝撃でした (録画しとけばよかった・・・とほほ)。1つの世界に2つの世界が同居した(1枚の絵を半分に割って観ると別々の物語が見える)構図と一本一本にも生命が宿っているかのような線、荒涼とした色彩。終始圧倒されて、しばらくその場を動けなかった。

他に印象に残った作品だと『天の川』があるんですが、空に輝く星と波の様にうねる雲(雲ではなく波なのかな?)その先に織姫と彦星が一緒に過ごす楽園を見たかのような作品に見えて、ここだけの話、僕の織姫はいったい何処に居るんでしょうか?なんて思っちゃいました。冗談です(笑)

『春秋波濤』、『雪月花』、『月光波濤』、『夜桜』・・・。もう書ききれない(苦笑) とにかく観るものを圧倒するすごい作品ばかりで壮麗の一言に尽きるんじゃないでしょうか。

それと、日本画の美しさは「線」にあるんだなと認識させられました。西洋絵画には無い線の躍動感、力強さ、美しさ・・・特に又造さんの作品は独創的な構図や色彩ばかりではなく一本の線にも生命が宿ってると感じるものばかりで、なんかこう自分が普段何を観て、聴いて、感じ、想い、体験することそのすべてが作品に現れるんだと痛感。やはり、作品には作家の精神や想いだけじゃなく生命も宿るんですね。ほんと痛感するばかりでもっと、もっと積極的に行動を起こさないと・・・

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2009年2月11日 (水)

横浜いてきたヨ

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横浜美術館コレクション展を観に行ってきました。

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横浜といえば中華街・・・というわけでいてきたアルヨ。チュカガイ・・・ 

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・・・ ・・・。

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 パンダ!?キティ!?・・・・・パ、パティ・・・ちゃん???・・・。Σ ̄ロ ̄lll

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電線オオスギネ。

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青島ビール買たヨ・・・あさりしすぎて好きくないヨ・・・

日本語を話す典型的な中国人風?にお届けしました。

ここからはまじめに。「絵画的写真の展開」に興味惹かれて行ってきたんだけど、質感といい雰囲気といい写真というよりまさしく「絵画」と呼ぶにふさわしい作品に愕然となってしまった・・・誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるデジタル全盛の時代だからこそ、アナログに触れることの大切さを認識した。とはいえ、フィルム至上主義の人はあまり好きになれないけど・・・デジタルにはデジタルの良さがあるから。

写真美術館でたまに開催してるプリントワークショップに今度時間作って参加してみよう。アナログ知らずしてデジタルするべからず的な考えが沸き起こってきた今日この頃・・・

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2008年12月 8日 (月)

ピカソ展観にいってきました!

Picasso

日曜日とはいえ、きっと空いてるだろうとランチタイムを狙って家を出ました。ふっふっふ、これでゆっくり鑑賞できるぞ。という大甘な読みが当たるはずも無く混んでました。でも、絵に近づくことすら出来なかったモネ展ほどではなかったです。

やっぱり日曜日ということもあってか子供連れで来てる方も居て、面白かったのは息子さん(6歳くらいの)が木片といろんな素材をコラージュした立体作品を観て「あー!ギターだ」と即座に言ったのに対して、その後お父さんが「え~、そうかなぁ・・・わからないな~・・・」というやり取りを後ろで見てて微笑ましかったのと、やっぱ子供の純粋な視点で観ると、極限まで細分化されて構成された作品の形も認識できるのかな?としみじみ思いました。正直言って、ぼくもタイトル見るまで気づかなかったです。はい。

あと、学生の頃(美術書のコピーだったと思う)ピカソが12~13歳頃に書いたデッサンを見て驚愕した記憶を思い出しました。たしか木炭で描いたものだったと思うけど、自分の前に空間が現出して手を伸ばすと掴めそうな錯覚に陥ってしまうほど的確な描写でした。天才と凡人の才能の差を初めて実感した瞬間です。早い年齢である種の芸術(技術と言ったほうがいいのかな?)を極めたからこそ、キュビスムという一見崩したようにしか見えない表現を確立していったということなんでしょうか...

ただ、全体的に重い作風(色彩)だから長時間観るのは耐えられないですね。押しつぶされそうになるから・・・でも、本物が観られてよかった。

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2008年11月28日 (金)

瞬間の記憶

写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンのドキュメンタリー『瞬間の記憶』を観た。

純粋に構図の美しさに惹かれる写真もあれば、物語を想像してムフフ・・・な写真もあって観応えたっぷりで刹那の美学を感じました。

 

「私は写真への情熱を持ったことが無い。
というよりも、写真で大切なのは
ほんの一瞬のうちに現れる被写体の興奮と、
構図の美しさを我を忘れ捉えることだ
つまり見たままの自然な配列である。」

                        Henri Cartier-Bresson

だそうです。う~む・・・感慨深いなぁ

ぼくは今映像制作(CGで)を生業にしてるから(まだ3年のペーペーです)、たまに究極の映像って何?って考えることがある。究極っていうと大げさな感じもするが・・・とりあえず今のところ出た僕なりの答えは、一枚の画で、現在・過去・未来の映像を物語として想像させる画なのかなぁと・・・静止画じゃんってつっこまれるとごにょごにょとごまかすしかないのだけど。いや、でも台詞だけで説明する駄目な(駄目じゃないか?)映像も氾濫してる中でそれはものすごく重要なことだと思う。結局、映像なんて静止画の連続を見せられてるだけなんだし、ハッキリとした答えは出せてないけどそういうことなのかなぁという気がしてる。

どこを切り取っても画として素晴らしい構図になってるってのが理想の映像かな。

自主作品を制作するときは映像から離れて、「一枚の画」としてどうなのかってとこを自分なりに考えていった方がいいのかもしれない。そこに、新しい発見がありそうな気がする・・・たぶん

疲れてぼぉーっとした頭で考えてばかりいてもしょうがないから行動だ。

 

先週の休み明けから今週はほんとに忙しかった・・・うぅぅ
土日天気良さそうだから紅葉観に行こうと思ってたのに、仕事で潰れる・・・あぁぁ

まぁでも月曜には終わるだろうから、平日に代休取って観に行くことにしましょう。
平日の方が人少なくてゆっくり観れるかもしれないし。

こんなときはKeith Jarrett Trioの洗練された演奏で心を落ち着けるのがイチバンデスネ!!ロック聴いてヘッドシェイキングなんてしたら余計ツカレルヨ。

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2008年4月20日 (日)

ルノワール展 ~牡丹祭り

今日は渋谷Bunkamuraで開催中の「ルノワール+ルノワール展」に行ってきました。

父ピエール=オーギュスト・ルノワールと次男のジャン・ルノワールの作品が同時に展示されて非常に見ごたえのある展覧会でした^^

絵なんだけど画面のなかでゆったりとした時間が流れてて、その時間の流れを想像しながら見てると自然とムフフ・・・と笑みがこぼれてしまいました(笑)

傍から見ると変な兄ちゃんに見えたことでしょう・・・・・まぁしょうがないですそれは

息子ジャンの映像(断片しか見れなかったのですが・・)も父に負けず劣らず、素晴らしい感性で本編の方も見てみたくなりました。4月25日からアンコールレイトショーというのがあるらしいので行ってみよう・・・

目で耳でそして体験して自分の感性を磨くということが如何に大事なことなんだということを再認識した一日です。

素晴らしい作品を鑑賞して満足に浸って外へ出ると・・・きったない渋谷の町が視界に入り一気に現実に引き戻されました(苦笑)・・・まぁしょうがないです

その後はお口直し・・?もといお目目直しに牡丹を見に行きました^^

桜の季節が終わってしまいちょっと寂しいなと思っていたので、見事に咲いた牡丹を見るとまた自然と笑みが・・・^^

写真は続きをクリックsign01

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