雑記(本)

2009年9月 2日 (水)

沖縄密約(本)

1972年の沖縄返還の際、本来アメリカ側が支払うべき土地原状回復費400万ドルを実は日本が肩代わりするという密約があり毎日新聞の記者がスクープ。密約を裏付ける証拠(アメリカ側の文書、当時の吉野文六アメリカ局長の証言等)があるにもかかわらず記者は国家公務員法違反で投獄。現在は国を提訴。

驚くのは、400万ドルなんてのは氷山の一角で、他にもぼろぼろ出てくる密約の存在と頑なに否定してきた今までの政府に対する怒りが湧くと同時に暗澹たる気分になってしまった・・・地元の事なのに何一つ知らない自分への憤りも

政権交代が実現した今、真実を白日の下に晒して欲しい。

さらにさらに(本とは関係ないけど)、ノエル、Oasisを脱退という衝撃のニュースが・・・

・・・が~ん

もう、気分はそーとーヘコんでる。

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2009年7月 9日 (木)

恋するフェルメール(本)

『真珠の耳飾の少女』という映画を観て以来、フェルメールという画家に夢中になってしまい、関連の本をこれまで3冊ほど読んだ。本書は、著者有吉玉青女史のボストンから始まる世界中に散らばったフェルメールの名画を巡る旅のエッセイ。

この本最大の欠点は(いきなり欠点かよって感じですが)図版が無いこと。正確に言うと在るんだけど、申し訳程度にページの隅っこに白黒印刷で置いてある程度なので、何がなんだか分からないと言う有様。フェルメールだけならまだしも、同じ美術館に展示されている他の画家の絵についても触れているのにその図版を掲載しないのは配慮が無さ過ぎるんじゃないの?まったくもう・・・とぷりぷり怒りながら読んだ。・・・権利問題等で掲載出来なかっただけなのかも。

ただ、旅先で出会う人々との触れ合いや行動力、解釈や薀蓄などではなく自分の感じたことを素直に綴っている文章は面白かった。僕なんて、高橋克彦著書『炎立つ』を読んで感動して涙して鼻水出して、よし中尊寺行くぞ!!といきり立ったのに、「世界遺産登録へ」などという品の無い幟を見て行く気が失せてしまった・・・^^;。まぁでも今やってる仕事が片付いたら行こうと思ってる。いざ!清衡公に会いに・・・なんてね。

とまぁ話が少し脱線してしまったけど、最近、 フェルメールを入り口に17世紀オランダ絵画の世界に惹かれているのだ。 

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2000年、大阪で開催されたというフェルメール展の全作品と解説が載った画集。17世紀オランダ絵画の作品がたっぷり。カメラでいうところのフォーカス(被写界深度・ボケ)までをも描き分けている技法にただただ脱帽。

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2009年7月 2日 (木)

越境

コーマック・マッカシーの国境3部作の2作目「越境」を

某古書店で見つけたので即購入、即読んだ。

生と死、自然と人間、宇宙、神、etc。

登場人物の心理描写を一切排除したシンプルな文章で綴られた形而上学的な物語。

う~ん・・・僕の拙い読解力ではすべてを理解することは難しかった。

ただ、自然と人間に対してひしひしと感じる愛、美しい比喩に静かな感動を呼び起こされ

残りの2作「すべての美しい馬」「平原の町」を読んだら再読しようと思う。

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2009年5月30日 (土)

からだにおいしい 野菜の便利帳...

かつての僕は、体操、水泳、バスケットボールとスポーツ万能ぼうやだったのです(ジャッキー・ケンというあだ名で呼ばれたことも・・・) 特に、水泳はスイミングスクールの選手コースに入って、タイム向上のために練習に明け暮れる毎日(県大会に出場したことも・・・)。平泳ぎが得意だったこともあり、当時のコーチからは「林 享(はやし あきら)みたいな泳ぎをするなぁ・・・」 「そうですかぁ・・・でへへ・・・」と褒め殺しにあっておりました。ちなみに林 享とは、当時の日本水泳界の平泳ぎのエースで、今で言う北島康介みたいなもんだ。しかし、マイケル・ジョーダン、レジー・ミラーというNBAのスーパースターの華麗なプレーをTVで観てしまったがために、バスケに浮気・・・あっさり水泳を捨てたのです。98年、カンファレンスファイナル、ミラーがジョーダンを振り切って放ったブザービーターにはシビレたぁ・・・。・・・前置きが長くなってしまった。

ツタヤの料理本コーナーを物色していたら『からだにおいしい 野菜の便利帳』という本を発見したので買いました。

この本、めちゃくちゃいいですヨ!

新鮮な野菜の見分け方、保存方法、野菜の流通・・・etc、etc。今までは、『男のイタリアン』とかネットで拾ったレシピを見ながらてきとーに作っていたので、目から鱗がぽろぽろ&料理が益々楽しくなった。

というわけで、草食系男子驀進中。

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2009年5月 6日 (水)

考えるヒント...

小林秀雄センセイの『考えるヒント』で、桜について書かれたエッセイを読んでて、どぅえぇぇ!となってしまった。どれくらい、どぅえぇぇ!となったかというと・・・愛方と一緒に、そばを食べようと、お喋りに夢中になるあまり七味唐辛子をかけてたことを忘れ、さぁ食べるぞぉと見たら爪楊枝がどっさりだった。って位ビックリした・・・というのは、らもさんの落語のネタを改変したものなので、詳しくはこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=DhcuPsw42vA。十戒の件は最高に面白いです。・・・すいません一部引用します。

-先日、笹部新太郎氏の「桜を滅ぼす桜の国」という文を面白く読んだが、それによると
 日本人が、桜に関する実際的理論や技術を、最高度に身に附けた時期は、丁度、宣長が
 生きていた頃と考えていいようである。・・・中略。桜への関心と無知とが、すっかり蔓延し
 て了った今日では、国内の桜の八割九割が、ソメイヨシノという桜とは言えぬ桜の屑ばかり
 になって了った、と笹部氏は言う。-

えぇぇぇ~!!

はい。知らなかったみなさんも一緒に・・・えぇぇぇ~!!

恥を覚悟で書くと、ソメイヨシノが不稔性で子孫を作る能力が無く、全部クローンだった!なんてつい最近知りました。この文を読むまでは知ろうともせずに、ただ目の前に在るというだけで満足して、パシャパシャ写真を撮って悦に浸ってました。・・・猛省。

ただ、小林センセイも

-それでも、毎年花が待たれ、咲けばやっぱり桜であって、きれいである。-

と結んでいるように、僕自身も一番好きな花は桜なので、もう少し勉強して来年の春は関西圏に、笹部氏が生涯かけて守りつづけた桜が今もあるとのことなので、観にいってみようと思う。らもさんの本ばかり読んでたらいかんですな・・・

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